2017年栽培の様子
記載が新しいものほど上になります。
テイスティング
12/14 テイスティング
@右の2本: 大学先輩作成(ピオーネ他の原料の多くを私が提供)
Aその左の2本: 私作成(藤稔)
B左の1本: 市販の安物
@昨年貰ったものと比べると味が劣る(昨年は素晴らしかった)
A濁りがあり味もイマイチ
B色は素晴らしいが味はイマイチ
@「製造過程でブレンドをした」のがよくなかった?
A皮を潰し過ぎて濁りが出た?
B安物はこんなもの
”ジュース作り”は易しくない。
施肥
11/27 鶏糞ペレット(白袋)と有機プラス化成肥料(緑袋)を散布。
左は散布器で、楽に施肥ができる。
施肥が終わると、ブドウ作業は暫く何もない。
今年11月は晴天・乾燥に恵まれ、枯露柿順調。
JOCV
11/7 最終ブドウ狩り
右の二人は元青年海外協力隊員(JOCV)で、私(SV)と同じ頃ヨルダンで活動していた。
中央のHさんは、今スーダンの国連機関に勤務している。
左はご両親で、お母さんは私の高校同級生。
私がニューオリンズ勤務の時、Hさんが偶然その地の有名大学に語学留学に来た。
私はその地でHさんとその学友を自宅に呼んで、BBQでもてなした。
それから9年後、アンマンでバッタリと驚きの再会をした。
地球は狭かった。(^.^)
11/8 最終収穫
糖度は思った程高くはなく、20〜22度。
10月に雨ばかり降っていたので、糖度が上昇しなかったのだろう。
初夏に取り残したジャガイモが発芽して、晩秋の今再収穫。
落花生は昨秋の取り残しが発芽して、再収穫。
道の駅売り
11/3 朝、道の駅みとみ へシャインマスカットを持ち込み並べる。
三連休は久し振りの快晴に恵まれる予報。
空の青さが素晴らしい。
11/5 午後、広瀬湖付近の紅葉。
同上
道の駅みとみ でのシャインマスカットは完売。
今年も渋柿甲州百匁をもらったので、剥いてブドウ園のビニール屋根の下に干す。
隣家でも同様。
今の時期の甲府盆地の風物詩。
売店売り
10/21(土) 週末、満を持して、『完熟シャインマスカット』としてフルーツライン沿いの売店売りに初挑戦。
自分でデザインした特注の幟旗5本を掲げる。
弟経営の観光サクランボ園の売店を借用。
秀品だから価格設定は極めて強気。
重さにより3ランクの価格設定とした。
試食用もあるでよ。
しかし、台風21号による生憎の雨により交通量は殆んどなく、
友人が冷やかしに来てくれたが、
5時間で客は僅か5人。(*_*)
自ら売店で売るチャンスは、今シーズンはこの週末と来週末だけ。
従って来週末がラストチャンス。
同日、近くのフルーツ公園ではB級グルメか何かのイベントが開かれていた。
こちらも惨憺たる影響を受け、翌日(日曜日)は台風直撃予報でスケジュールは中止された。
私も翌日は中止。
10/22(日) 台風が県東部をかすめ、雨は降り続いた。
10/28(土) この週末も、またまた今度は台風22号の影響で雨。
従って、売店売りは中止とした。
道の駅みとみ(写真、標高1,100m)へ行って、11/3〜5の連休にブドウ販売をして貰う交渉をした。
販売用最小スペースを貰うことで交渉成立。
JA共選所は10/30で終業なので、残りのブドウは道の駅販売に賭けるしかない。
少しだがわざと残しておいたのが仇になりそう。((+_+))
道の駅まきおか にも一応行ってみたが、
こちらには牧丘地区農家のシャインが出されているので、地区外の私の出品スペースは貰えない。
来園者
友人の友人ブドウ狩りにご来園。
いつも直販シャインを買って頂く。
当園は観光園ではないので、一見さんは来ない。(銀座の高級クラブ並みだな)
大学時代の柔道部を中心としたゴルフ&ブドウ狩りの一行。
昨夜は拙宅でホームパーティー&雑魚寝。
今年誕生の息子さんを連れて3年振りにご来訪。
都合でブドウ園に案内できず済みません。
毎年来園の友人夫妻。
ついでに拙宅の温泉浴場へ。
他に写真撮り忘れた来園者数組。
来園者ではないが、9ヵ月の甲斐犬♂
甲斐犬は黒の虎毛が普通で、真っ黒は少ない。
「品評会に出す」と言っていた。
10月中旬、ブドウの収穫も殆んど終わり、JAの堆肥販売が始まった。
農家は軽トラで引き取る。
JA販売シャイン市場@
<@グラフ省略>
JAフルーツ山梨が市場へ販売したシャインマスカット出荷日毎加重平均価格(L○秀基準)
昨年度以前のデータ&グラフを消去してしまい、グラフでの年毎比較ができないが、今年度は昨年度より少し@が上昇している。
シャインの栽培面積が全国的に急拡大し、生産・出荷量が急増している中、意外な傾向になっている。
シャイン栽培農家にとっては喜ばしい。
「価格グラフを作るとは、本物の農家ではないな」(農家は忙しいからそんなことはしない)、と言われてしまった。((+_+))
(俺だって忙しかったんだけんど)
→10月下旬やや回復した。(10/30 : JA共選所最終営業日)
一段落
9月末になってやっと収穫・出荷が一段落してきた。
9月は残業210時間相当だった。(月80時間以上は過労死レベルだがホワイトカラーエクゼンプションだな(笑))
この時期ぶどう農家の仕事時間は皆致死レベルだ。(笑)
ある日、「香港に輸出するシャインマスカットが足りないので売って下さい」と言って、業者がブドウ園にやって来た。
「言い値でいいいです」と言われたが、真面目な私としては直販価格以上のことは言わなかった。
10月下旬には道の駅で『完熟シャインマスカット』として高値で売る予定なので、正直あまり売りたくはなかったが、結局60kg程売ってやった。(上から目線(笑))
秤を持っていて正味重量で買って行ったので、入れ目が無い分と手間・箱代不要は売り手(当方)にメリットがあった。
10月下旬まで持たすというのは、ブドウが傷むリスクもあるし・・・、今日の取引はウインウインだな。
粒張りも良く、省力栽培の理想的な房。
省力栽培のコツも何となく分かったので、来年は8割程に増やしてみよう。
5房生ったドルチェ(or サニードルチェ)は食味がイマイチで期待外れだった。
今年もピオーネは赤味が残り傷みだした。
ワイン用に売れないかな?
JAの子会社 山梨発酵工業KKに尋ねてみたが、
「ピオーネは原料にしていない」、とのこと。
他のワイナリーも然り。
搾り機、発酵タンク、etc.
ショウガナイので、自分でジュースに搾ることにした。
先ず水洗
次に粒を潰す。
そのままだと発酵してしまい酒税法に抵触する可能性がある。
従って、直ぐスカムを除去する。
最後にキッチンタオルで濾過する。(写真)
マアマアのジュース?の出来上がり。テヘヘ
繁忙続く
9/13省力化栽培した右の2房と通常栽培の左の1房を収穫。
右: 省力栽培、重量600g、糖度19度、平均1粒重13.5g
中: 〃 、 〃435g、 〃19.5度、 〃 12.4g
左: 通常栽培、 〃480g、 〃19.5度、 〃 13.6g
サンプル少なくてこれだけでは傾向不明だが、省力栽培は小粒の傾向があると思われる。
この房は1,155g。(秤の針が1周以上回っている)
(理想重量は550〜650g)
これは粒張りも素晴らしい650gの房。
ピーク時、収穫2日分を出荷すると軽バンに満載となる。
マンモス共選所
残暑入道雲
オートバイ仲間が静岡・神奈川からブドウを買いに来てくれた。
最新のホンダ700ccはガソリンタンクがシート下にあり、従来のガソリンタンク部分は収納スペースになっている。Suprise!
収穫たけなわ
9月に入るといつものように収穫たけなわとなる。
6月と9月は私も必死にならざるをえない。(*_*)
この時期は友人S君に手伝ってもらっている。
専業ブドウ農家は私の経営面積の4〜8倍を家族労働でやっている。
大したもんだ。
出荷箱に入れた状態。
3Lの房8房で5kg
早朝の共選所にシャインマスカットが次々と持ち込まれる。
半世紀振りの小中同級生を見かけたので、「俺だ、同級生のセキグチだ」と声をかけたら、「そんな奴いたっけ?」の反応。(*_*)
「おまん記憶力ゼロか!」(心の声)
原則週一で出荷する直販分。
シャインマスカットを買いに来てくれたHさん一家3代。
Hさんは私と同じ大動脈弁閉鎖不全症で、今年1月弁置換の手術をされた。
このHPの闘病記をネットで見つけて、東京から来てくれた。
ありがとうございました。
(同意を頂いて写真掲載)
初出荷
8/26 明日からJAへ出荷するため収穫開始。
JA指導員は8/23糖度チェックをしてくれて、電話でOKの連絡があった。
今月上・中旬の多雨のため玉割れ果もあった。
(毎日放送はこの写真を使えばいいのに・・・)
今日の収穫は糖度を測りながら切箱に7箱だけ。
早い木の早い枝から少し切れただけ。
房も粒も小さい。
(小房程糖度上昇が早い)
新築作業場で計量・箱詰め。
既に出荷箱は山のように(天井に届く程)折ってある。
明朝の共選所への出荷は僅かこれだけ。
向こう一週間の天気予報が良いので、糖度上昇は急速に進み、忙しくなる。
土産ぶどう
関西への病院旅(8/23〜25)へのみやげとして、どうしても自己栽培のシャインマスカットを持って行きたかったので、8/19ぶどう園南面の長くなり過ぎたツルを切除した。
こうすると陽光がブドウに当たって糖度が増す(と思われる)。
サッパリした感じ。
♪「坂田三吉〜端歩も突いた〜」♪ の心境。(^^♪
8/22甲斐あって糖度18以上をやっと5箱(1.2kg詰×5)収穫。
主治医、ナースステーション向けと、息子のデンタルクリニックのスタッフ、家内、息子一家向けの5箱。
8/23甲府→大阪高速バス(近鉄)は、「今日は高温になるので、荷物室でなく客室に持ち込んでください」、と要請もしていないのに言ってくれた。
空いてるし・・・(;^ω^)
大阪梅田BSそばの曽根崎お初天神にお参り。
夕刻、毎日放送から電話があり、「HPを見たのですが、”ブドウ玉割れ”の写真を『ちちんぷいぷい』の番組で使わせてもらっていいですか?」、とのこと。
その番組は関西圏で毎日午後4時間近くやっている有名なワイドショーだ。
関東の8月の天候不順と農産物への影響を取り上げたいらしいようだった。
私は、「昨年の写真ですが、ご希望であればどうぞご自由に」、と応えた。(親切やな)
「実際に使わせてもらう場合は、放送日を連絡します」、とのこと。
一応、家内に来週1週間分の番組録画予約をしてもらった。
『ぶどう玉割れ』で検索してみると、他のHPと共に私のこのHPの写真が確かに出てくる。
マニアックなトピックだな。(笑)
8/25朝、山梨への復路、梅田BSにて。
♪「大阪は〜今日も活気に溢れ〜」♪
バス出発と同時に冷たい内に缶ビールをプシュッ。
極楽、々
JA糖度チェック
8/18 JA指導員がブドウ園に来訪し糖度チェック。
進んでいる木の房でも糖度17.3〜17.7度だった。
つまり、「(18度未満で)未だ収穫不適」
昨年は8/15、一昨年は8/11には「収穫OK」だった。
今年は8月に曇天が続き、光合成が進まず糖度上昇が遅い。
昨今雨も多く、水分を吸わないようにビニールを敷いてみた。
素人措置だろうが、藁にも縋る思い。(*_*;
伸び過ぎているツルも切除。
養分がツルに行かずに果実に行くように。
間違えて房の付いたツルも切ってしまった。
糖度15度だった。
しょうがねー、冷やして食ってみよー。
同日、友人経営の果実出荷会社を見学。
峡東地区(甲府盆地東部の果樹産地)の桃、スモモ、ブドウを契約農家から購入して郵便局頒布会を通じて全国へ販売している。
農家が頒布会用に箱詰めしたものを集荷し、受注先に出荷する。
要するに、JA販売部門の競合会社だ。
夏・秋だけの商売だが、年商ウン億円はあるだろうな。
評判が大事だから、不備があれば詰め直す。
桃は高額な糖度センサーはないので、信用のおける農家選定が鍵になるのだろう。
シャインマスカット出荷目合わせ会
8/11 シャイン出荷目合わせ会
私は農協の支所を替えたので共選所も替わった。
当山梨共選所は私が子供の頃「マンモス共選所」と呼ばれていた巨大な共選所だ。
3年前の豪雪で半壊したが、応急措置がなされた後、昨年復旧された。
早場産地のブドウを使って各グレードの見本が並べられる。
格付けは出荷時共選所で農協の判定員によってなされる。
農協指導員により格付けの要点が説明される。
私:「特秀(最高グレード)の割合はどれ位あるのですか?」
指導員:「実績として1%以下です」
ヤッパリな、私は特秀を獲得したことはない。(*_*)
今は黒系ブドウの、巨峰、ピオーネ、藤稔、ブラックビートの出荷が最盛期を迎えている。
桃は、1個づつ糖度センサー、計量器に通され分類されるので、農家は収穫して持ち込むだけでいい。
糖度チェック
8/8 糖度チェック
未だ13〜16度
出荷基準の18度以上にはあと1週間は要すだろう。
最終的には農協指導員のチェックを受け、収穫・出荷のOKが出る。
グリーン系ぶどうは見た目で糖度が分かりづらいので主枝ごとチェックが必要。
今年も大房が多い。
右の2房が摘粒していない省力化栽培の房(果梗が短い)。
左は摘粒した房。
現状、見た目の差は特に感じられない。
収穫時、平均粒重、糖度を比較してみる。
ピオーネ小房は順調に着色が進む。
(大房の着色は比較的に遅い)
ドルチェは赤系のブドウのようだ。
キュウリは収穫最盛期を迎えている。
(品種:さつきみどり)
作業場準備完了
7/22 作業場に日除けを設置。
4週間後から始まる収穫したブドウの計量・箱詰めをこの作業場でするため。
これを建ててくれた同級生友人大工は4月末病気で急逝。
これが最後の仕事になってしまった。
亡くなる前の最後の打ち合わせの時、大型扇風機、脚立、etc.を呉れた。
何も知らなかった私は、あれは形見分けだったんだ、と後で納得した。
ありがとう、大切に使わせてもらいます。
大型扇風機
梯子にもなる脚立
噴霧式屋根クーラー。(これも呉れた)
水道に繋げて噴霧すると、作業場温度が2℃程低下する。
大型オートバイ3台を隅に寄せると、十分な作業スペースが確保できる。
畑には最近ハクビシンが来たらしい。
傘が数房破れていたが、ブドウは未だ固いから食害はない。
捕獲檻でも設置するかな。
近くの万力公園でランチ。
ぶどう作業は暇なので、PCをネット接続し、このHPをアップデートしたり・・・
スモモをもらう。
畑の様子
7/17 10日振りにブドウ園をチェック。
北海道旅行中は黒とう病が心配だったので友人に1回チェックを依頼しておいた。
問題無し。
ピオーネ順調
ドルチェも順調
キューリは育ち過ぎ→廃棄。
友人は収穫しなかったらしい。
ミニトマトはやっと収穫。
スイカも収穫。
今年は1玉しか生っていない。
糖度10.5、マアマア。
黒とう病
7/4 ブドウ伝染病の黒とう病(子のう菌類)発生。
園全体で5房発見した。
雨滴等で伝染するので即切除埋却した。
暫くこの周囲をウォッチする必要がある。
根の強い台木にシャインマスカットを6/6接木した3本の内1本が成功。
青クリップ部分が接木ポイント。
写真の右の枝は発芽展葉している。
左の枝も発芽しそうな雰囲気。
桃の出荷はピークを迎えている。
共選所の直売所では過熟ハネ出し桃が只で試食できる。
柔らかくてジューシーで甘い。
ハネ出し桃は安く売られるので、首都圏からの客が大量に買って行く。
繁忙期終了
6/25 省力化方式房(右)と通常方式房(左)
左は摘粒後、右は摘粒していない。
通常、1新梢1房だが、この新梢は両房を収穫まで残して比べてみる。
省力化方式は摘粒は要らないが、ジベレリン処理が1回多く、また果梗上部が短いため傘掛け等の作業がやり難い。
それでも摘粒不要のメリットは大きい。
ところがこの省力化方式は私の知る範囲では私以外誰も採用していない。
新しい方式だからリスクを感じているのだろう。
私は半分の面積(10アール)で採用した。
これはベト病房、即切除。
5月下旬から始まった繁忙作業(芽かき、新梢誘引、房作り、ジベレリン処理、摘粒、傘かけ、等々)も6月下旬で終わりを迎える。ヤレヤレ
ピオーネも順調。
黒系ブドウは白袋又は白傘をかける。
これは昨年オリエンタルスターにシャインマスカットの変種を接木して成功した枝に生ったブドウ。
シャインマスカット変種ではなくドルチェという品種らしい。
5房生っている、楽しみ。
今春、ジュエルマスカットが発芽しなかったので発芽した台木部分にジュエルマスカットを接木してみたが失敗した。
ところが6/下 になって枯れたと思った主枝から発芽した。(^^)/
6/25 ジャガイモを1株掘ってみた。
雨不足だったから小さい。
雨不足
6/15 スプリンクラーで散水。
5月、6月と異常なまでの雨不足。
23アール(700坪)の畑を半分ずつ8個のスプリンクラーで散水する。
昨秋、窒素肥料(鶏糞ペレット)を多目に撒いたので大きい葉っぱが多い。
この時期ブドウ作業が忙しいので、ランチはブドウ棚の下で。
何時の間にかスイカが1個結実していた。
新技術3
6/6 省力化を目指す新技術による房(右)は順調に成長。
左は旧方式による房。
5/下〜6/下はブドウ農作業が超繁忙。
5/12オリエンタルスターにシャインマスカットを接木したこの枝は6/6現在枯れてない。
成功するかな?
こちらの接木枝は枯れてしまった。
枯れてしまったジュエルマスカット苗木の台木部分が発芽し、枝が伸びてきたので、これにジュエルマスカットを接木(青クリップ部分2ヶ所)。
植え直したキュウリ初収穫。
新技術2
省力化の新技術(摘粒作業不要)として5/10ジベレリン処理した房(右)と処理してない房(左)。(5/28)
これらを房づくりしたのが左の写真。
右の房は果粒が粗となり摘粒作業が不要になる(たぶん)。
しばらく様子を見るが、6/下には左の房は切除する。
既に実家ハウスで試験させてもらった新技術ジベレリン処理房。
約40粒の摘粒不要状態になっている。
シャインマスカットのような大粒ブドウ栽培上、最も厄介な摘粒作業をしなくて済む。(^^)/
通常の房は摘粒が必要。
病害虫防除(消毒)用に5年前中古で買った動噴が動かなくなってしまったので、5/27修理に出した。
この忙しい時期に・・・
今年の種で播種し直したパクチー(香菜)が食べられるようになってきた。
雑草除けにダンボールでマルチしてある。
強烈な香味のパクチーサラダ。
昨年世間でパクチーが大ブレークしたが、私は30年来のパクチー大好き人間。
メキシカンやタイ等のエスニック料理を作ってみよう。
シャインマスカット講習会
5/22 JAフルーツ山梨 山梨ブロックによるシャインマスカット管理講習会に出席。
私がブドウ作業場を新築した場所に合わせてJAの支所を替えた(後屋敷→山梨)ので、農家の面々も変わった。
私が18才まで育った地区だから、同級生がいたりする。
この時期、新梢の誘引をしなければならないので、『つる縛り器』を買った。
粘着紙テープにより手でやるより効率良くできる。
簡単な機器なのに1万もした。
つる縛り前。
つる縛り(新梢誘引)後。
棚の針金に新梢を固定する。
以後の房管理作業がし易くなる。
時々見かけるこの犬は甲斐犬だと思ったが、「雑種が入っている」とのこと。
利口な忠犬だという甲斐犬を飼ってみたいが、私には犬の世話は無理。
新技術
5/10 新梢の展葉が4〜5枚になってきて幼房(幼果)も形成されてきた。
今年から採用する新技術として、この時期ジベレリン(植物成長ホルモン)3ppm液に幼房を浸ける。
すると房の成長が促進され、顆粒が粗となる。
シャインマスカットの房は成長すると60〜70cmになってしまい顆粒は肥大しないので、房の中間の一部を残し切除する。
(腕時計は大きさを比較する上で付けたもの)
切除後
(切除作業=房づくりは5月下旬に行うが便宜上今実施したもの)
この部分が収穫時適当な大きさの房(25cm、40粒、600g)になる。
この新技術(ジベレリン+幼房の中間部利用)により、面倒な6月の摘粒作業が省略される。
しかし今年初めて導入する技術なのでリスクヘッジのため面積の半分で実施する。
従来の方法は、幼房の下部を利用する。
上部切除後
この方法だと摘粒作業をしなければならない。
芽かき
5/6 芽かき前
芽かき後
芽が多過ぎる(=房が多過ぎる)とブドウの粒が大きく育たないので、この時期に芽かきを行う。
昨秋、植え替えたジュエルマスカットの苗木は発芽しない。
どうやら枯れてしまったようだ。(苗木代5千円パー((+_+)))
芽かき作業は1日半で終わる。
アヤメが満開(他園)
発芽・展葉
4/29 今年は発芽・展葉が少し遅い。
「ブドウの新芽は美味い」と聞いたので、不要の新芽を採って湯がいて酢醤油で食べてみたが、不味かった。(*_*)
天ぷらではいいかも。
JAの直売所で買ったウド、ノビル、シャインマスカットジャムは美味かった。
早くもハウスブドウが売られていた。
このブドウ園では雨除けトンネル栽培をやっている。
ブドウの病気予防効果が高い。
春の畑
4/中旬 除草機のエンジン不調のため近くの農機具店に修理依頼。
キャブレターをオーバーホールしてもらったら直った。
自分でも直せたかも。
古い機械だから丁寧に扱わないとな。
4/20ブドウの芽が膨らんできた。
3/16種イモを植えたジャガイモは不揃いながら葉っぱが出てきた。(4/20)
4/14植えたスイカは順調。
昨年来の下仁田ネギはまだ残っている。
4/13植えたミニトマト順調。
同キュウリは早くも枯れ死。
3/16播種のパクチーは未だ発芽せず。
昨年の残り種だから発芽しないのか?
ぶどう作業場建設3
4/1 トイレと水道が完成。
これで完工。
トイレ小屋とステンレス流し台は中古品を友人大工(施工者)が呉れたもの。
サイクルハウスは自分で移設。
コンテナハウスからバイクを引越し。
広々とした場所で気持ちよさそう。
大蔵経寺山の笈形焼き。(4/1)
と言っても火ではなく電灯。
笈形焼きの謂れ
大工さんの資材置き場の上にはリニア中央新幹線が走っている。
「試験走行車両を何回も見た」、と言っていた。
散歩中の天然記念物甲斐犬。
3才オスのこの犬は意外にも人懐っこかった。
原付カーが走っているのに遭遇。
すかさずパチリ。
前方は大蔵経寺山。
ぶどう作業場建設2
3/17屋根張り。
3/18シャッター設置。
同日、外壁と窓工事。
天候に恵まれ工事は順調に進む。
3/22入口コンクリ打ち。
3/24完成。
今後、3/29建築確認、そして外トイレ、水道場建設。
23アールぶどう園の作業場にしては立派過ぎるな?
一方その間、ぶどう園剪定枝チップ化。
3時間で終わった。
実家さくらんぼ園の剪定枝チップ化手伝い。
強力なチッパーなので直径10cm程の幹さえチップにできる。
ぶどう作業場建設
3/6 ブドウ作業場の建設開始(縄張り)。
23アールのぶどう園が成園になってきたので、アパートの6畳2間では収穫後の計量・箱詰作業が効率よくできないので決断したもの。
実家の空き地を借りて、中学同級生の大工さんに建ててもらう。
3/8基礎工事前段。
3/10基礎工事枠組み。
3/11コンクリ基礎打ち。
11坪の作業場の床になる。
ブドウ作業で使うのは僅か2か月程だが、ここにオートバイを保管したり修理作業もできる。
3/16棟上げ。
明日は屋根張り。
その後、シャッター、外壁、窓。
そして、外付けの水洗トイレ、同洗い場の工事。
あと10日程で完成する。
裏の平等川にアオサギが来ていた。
確定申告
3月上旬は確定申告書の作成に忙しい。
会計事務所のオンラインソフトで作成するので精々2、3日で終るのだが、机の上は資料で溢れかえる。
たかが20アール(2反)のブドウ畑で65万控除の複雑な青色申告をすることもないが、頭の体操には持って来いだ。(ボケ防止)
私の場合、昨年は株の損切りがあったが、何とソフトはそれに十分には対応していない。
そもそも農業所得にも対応していないので、読み替えと書き換えが必要だ。
来年(今年分)は国税庁のe-taxに替えてみるかな。
悪戦苦闘で作成してみると、株損のお陰(?)で税金還付が発生した。
早速税務署に提出した。
果たして還付はあるのだろうか?
還付の前祝いのため、シャンパン(スパークリングワイン)を探しに勝沼のワイナリーへ。
友人の親戚というこの白百合醸造KKは甲州種でスパークリングワインを造っていた。
でもスパークリングは一人で開けるわけにもいかないので、誰か来客があったら飲むことにしよう。
昔のブドウ酒醸造器具が展示したあった。
右の搾り器は私の実家にもあった。
当時、農家による密造酒に対する税務署の取締りは厳格だった。
しかし今ではネットに個人が載せる『ワインの造り方』が溢れている。
勿論酒税法違反だが、個人レベルの自家消費は大目に見られているのだろう。
省力化技術
3/8 JA主催のブドウ栽培技術研修会を聴講。
講師は県果樹試験所の研究員。
テーマは、
1.シャインマスカットの省力栽培
2.ピオーネの着色不良対策
3.ブドウ病害虫対策
私の最大関心事は勿論1番。
果試の研究結果によると、「シャインマスカットの花穂(幼房)調整部位の変更等で摘粒作業が8割軽減できる」、らしい。
栽培作業上の最大ネックの摘粒が省力できるのは大朗報だ。
早速今シーズン試してみよう。
病害虫対策も注意すべきポイントが解説され、役に立つ。
この時期、実家のハウスブドウ園では早くもピオーネの開花が終わり、粒を付けだしている。
剪定
冬場の作業と言ったら主には剪定だけ。
写真は剪定前のぶどう園。
2/15剪定開始。
他の農家はとうに終わっているが、ボチボチとやればいい。
毎日午後剪定を”視察”に来る野鳥。
ネットで調べるとジョウビタキだな。
1m位の近くまで来て綺麗な声で鳴く。
この時期、ムクドリも数羽の群れで来る。
ムクドリは悪声。
同じ小鳥が兎に角毎日来て付きまとう。
俺に好意を持っているのだろうか?(^^♪
でもこの色はオスだ。(*_*)
ここで一句
「剪定畑 話しかけくる ジョウビタキ」
この句は経験者でないと理解できないだろうな。
Wikipedia: ジョウビタキ
ある日近所で火事発生。
消防車が何台も急行して行った。
2/25 剪定九割方終了。
あと半日で終わる。
ミカン
1/7 家族旅行でフルーツ公園富士屋ホテルに来られた大学時代柔道部先輩から頂いた柑橘類。
ミカン、ポンカン、その交配種、レモン、銀杏。
小田原で自ら育てた品々。
ご馳走様です。
お返しは今秋のシャインマスカットで。