”晴耕雨読”ぶどう園

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2012年栽培の様子


当ぶどう園は、2011年のシーズン(私が借りる前)までは篤農家のご夫妻がデラウエアを温室ハウスで栽培していた。
ハウスは加温用に、重油ボイラーの他 地中熱交換方式(写真の土中から出ているパイプ群)も取り入れた斬新なものだった。
ご夫妻は歳を取ったため2012年3月経営を断念し、私が農機具一式とともに借り受けた。
写真は2012年6月のもので、私がデラウエアを殆んど伐採し、並植してあったシャインマスカットの若木を優先したため、23アールのぶどう園の結果面積(枝が張っている面積)は4アール程になっている。写真で地面に太陽光がサンサンと降り注いでいるので、ぶどう棚が空き空きなのがよく分かる。
ハウスはビニール代も重油代も高いので2012年かけていない。今後もかけないでしょう。







空地活用に野菜(ゴーヤ、オクラ、ナス、ピーマン、トマト、ミニトマト、キュウリ、ハーブ)を1本づつ植えてみたところ、生育著しく食べきれないほど生り、野菜には不自由しなかった。(*^^*)
おすそ分けが喜ばれた。












7月シャインマスカット順調に生育。
雨よけ(病原菌を避ける)のため房ごとに傘を掛ける。













7月下旬シャインマスカット生育順調。大粒・大房になってきた。
シャインマスカットや巨峰のような大粒ぶどうは、放っておくと巨大房になり生育が悪くなるので、開花前後と小粒時に2回にわたって房の成形を行う。同時期に種無しにするため、ジベレリン(天然植物ホルモン)処理も2回行う。












僅かに(数本)残したデラウエアは、7月写真のように成長も順調で出来が素晴らしく大いに期待が持てた。
しかし着色とともに鳥害(スズメにつつかれる)が発生し散々な目に合った。
スズメのヤローめ。












またデラウエアの内1本に着色不良が発生。
老木の主幹の一部に枯れがあり、それが原因と思われた。






着色不良デラウエアは出荷できないので、粒だけにしてぶどうジュースを絞ってみた。
糖度は普通にあるので美味しいジュースになった。
ジュースは2週間程で発酵しロゼワインになってしまった。
これは販売目的でなくとも酒税法違反になるので捨てましたとさ。(´・_・`)









9月始め収穫も近づいたシャインマスカット。
糖度の上昇が急激で、収穫が遅れると黄色が強くなり商品価値が下がってしまう。

→初年度販売@は予想を大きく下回る安さだった。(>_<)












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