”晴耕雨読”ぶどう園

Topページへ

2019年栽培の様子

記載が新しいものほど上になります。

SS修理


11/下 SSのバッテリーが直ぐ上がってしまう問題で、近所の農機具店に持込み修理を依頼。

中古だけどヤフオクで買ったばかりなのに・・・
ノークレーム、ノーリターンだからしょうがねー。















チェックしてもらうとやっぱり発電機(オルタネーター)が故障していることが分かり、交換してもらった。
中央が新発電機。(但し、リビルト品)
当初これはセルモーターだと思っていたが、発電機だった。(*_*)
工賃も含めン万円。クッソー
左上が旧品。














この時期、JAによるGAPの講習会が部落毎に開催される。
GAP: Good Agricultural Practice(農業生産工程管理)
よりよい品質・安全を求めて。















 来シーズンの直販シャインマスカットに入れる、チラシを作成してみた。
      ↓
 チラシ.pdf へのリンク







シャインマスカット市場@

 <@グラフ省略>

 シャインマスカット市場@(露地栽培、JA販売)は、基本的に昨年より高かった。
 シャインマスカットの栽培面積も出荷量も急増しているのに驚きである。
 いつまで続くのだろう・・・
 但し、10月に入ると昨年を下回った。
 今年は例年のように10月後半に価格が上昇するようなことはなく、早く出荷するほどメリットがあった。

 今シーズンは長梅雨・日照不足で生育・収穫が遅くなった。
 そのため病気・虫害が発生し、成園の場合、どの園も収穫量(=出荷量)は減少したようだ。
 我が園(成園)も収穫量が減少し、なおかつ品質(グレード)低下により、販売額も減少した。(;_;)

 我が園では省力栽培を全面的に導入したが、栽培管理が難しく、販売額減少の一因にもなった。
 来シーズンは省力栽培は50%にしよう。(・・・俺の栽培技術低いし)
 他のシャインマスカット農家が一生懸命”摘粒”作業をしている時に、
 小さい葡萄園のくせに、「俺りゃあ省力栽培だから・・・」 と余裕を見せていてるのはバカげていることが分かった。(*_*;
 『果樹栽培は手をかければかけるほどいいものが出来る』はヤッパリ真実だな。
 ただ省力栽培の実践研究は今後も進めてみよう。(never give up)





11/上 ボルドー液を溶かして、


















SSのタンクで水で希釈し、更に殺虫剤を添加する。
収穫後の消毒を実施。



この中古で買ったSSは発電機(オルタネーター)に不具合がある。
バッテリーが直ぐ上がってしまう。
要修理。











そして肥料を散布。(お礼肥い)



後は”毎日が日曜日”の生活に戻る。テヘヘ
















農協祭り


10/26 農協祭り
いつもの100円でミカン詰め放題。
人気があって待ち時間が長いので諦めた。

くじ引きは7等のティッシュー1箱だった。
昨年は1等の銘柄米10kgだったのに。













農機展示
私が今春買った中古スピードスプレヤー(SS)は新品の四分の一の値段。

















10/28 私の最終出荷(緑〇)
ここから横持ちされて八幡地区の共選所で選果される。
最終は11/1
















忙しい時は作業場で飯を炊いて、ブドウの箱詰め作業をしていた。
(51年前に買った2合炊きの炊飯器、デザインがイイ)
作業場に泊まったことも1回あった。
















ピオーネジュース ロット1
色が良くない。



















同 ロット2
色はいいが酸っぱい。
酢酸発酵か?




















赤葡萄


台風19号の山梨県農産物への被害は殆んど無かった。
しかし、中央道と中央本線の大月辺りで崖崩れがあり、中央道は今日(10/18)現在不通、中央本線は今日から本数を減らして開通。



左は紫苑という赤ぶどう。(貰い物)
色合いもよく、スッキリした味で美味しい。

山梨県果樹試験場は皮ごと食べられる赤系大粒ブドウの開発に注力している。
紫苑は皮ごとは食べられない。








こちらは甲斐路。(同じく貰い物)
甘くて美味しいが、栽培は難しいらしい。



















我が園のサニードルチェ
今年も本来の赤に色づいていないし、イマイチな味。



















同グリーン系のジュエルマスカット。
今年もロクな物にはならなかった。



















近所の和菓子屋
素朴な草餅が有名。
天皇・皇后(現上皇・上皇后)が山梨へ来られた時食べられたとか。
















まとめて宝塚の孫達に送ってやる。

下の2個は自分用。


















台風準備


10/11 共選所に朝5:10に持込んだら一番乗りだった。
シャインマスカットも出荷終盤になってきた。

















10/11 台風19号が明日東海・関東に上陸の恐れがあるので、収穫を急ぐ。


















スズメバチがブドウに巣を作ろう?としていた。
コノヤロー!
ブドウごと埋却処分。
















直販の注文やブドウ狩りの予定もあるので、袋を被せてあるブドウを少し(2、3%)残す。



台風19号は千葉県に大被害をもたらした台風15号と同じ進路予想になっている。
台風15号の被害は山梨市は軽微だった。
ただし台風19号は史上最大規模とか。












台風の風対策でビニール屋根は捲り上げる。
(台風15号の時はそのままにしておいた)

















同様に作業場のシェードは外す。
(同上)

















目一杯収穫したブドウ。
収穫箱がもうない。(*_*)

手入れ・計量・箱詰めに時間が掛かりそう・・・















10/12 朝から大雨になっている。

作業場は二つの河川(平等川、夕川)に囲まれているので、浸水の恐れがある。















消防が頻繁に水位チェックに来る。


















大雨は続き、水位が増す。(平等川)


















葦が茂る夕川の水位も増し、


















遂に葦がなぎ倒された。


















二川合流地点。(午後6時頃)

台風の雨は深夜11時頃まで続く予報。
浸水が起きませんように!

一方、風は殆んど無かったが、夜8時頃いよいよ吹き出した。
ブドウの作業は夜10時頃まで続く。(;_;)














ふるさと納税返礼品


山梨市ふるさと納税返礼品シャインマスカット

私が生産法人に協力して我が園のシャインマスカットを箱詰め(2kg)したもの。
1房400g以上で4房入りが条件。

















こちらは我が園の直販シャインマスカット(2kg)。
大房が多いので3房入りになることが多い。



















3房でも10%以上の”入れ目”となることが多い。
大サービスだな。



















朝焼け(10/3)




















10/3 共選所から返品されたシャインマスカット。
”軸枯れ”(軸が褐色になってしまっている)が理由。

収穫も後期になってくると、房の軸が枯れ褐色になるものが出てくる。

















出来の良いブドウが残っているエリア。


















出来の悪いブドウが残っているエリア。


















商品価値の無いブドウは廃棄処分。




















左は黄変が著しく出荷を諦めたシャインマスカット。
見てくれが悪いので商品価値は無いが、糖度は25度とメチャ甘い。
もう少し早く収穫すればよかったが、忙しくて間に合わなかった。


















返品ブドウを洗って、


















ジューサーでジュースにして飲む。
美味しい。

















黄変ブドウと返品ブドウを包丁で切って、


















ジャムを作る。
粒々がどうしても煮崩れないが美味しい。。



















ピオーネジュース


9/下 ピオーネの"ジュース"造りに今年も挑戦。

ピオーネに砂糖を加えて、
















潰す。


















ザルで濾して、
ビンに入れて上澄み液を見ると、
昨年のようなキレイで透明なレッドは得られない。

暫くして味をみてみよう。














残り物のピオーネは食品加工用にJAに出荷した。
コンテナー2個で32kg、二束三文。



















秋の気配


9/15 昨日の最低気温は15℃を切って、残暑の後急に秋めいてきた。
日較差が高く、夜冷えるとブドウは糖度が増す。

















入道雲が湧いても秋の雲も同居している。




















でも長梅雨だったのでブドウの病気が多い。
これは晩腐病。

















今のところ今シーズン最重量の房。(1,010g)
シャインマスカットの理想は650g位だろう。



















マンモス共選所の斜め向かいにあるカフェは「フルーツパフェが有名」、とのことで行ってみた。
SNSで拡散しているらしい。

















地元産の桃を使ったピーチパイも最高。

私は甘い物に目が無い。
















ブドウパフェ。

ピーチパフェは売切れだった。
















種類が豊富なジェラートも人気。
NYのリトルイタリーよりは安い。

フルーツの販売コナーもある。

















シャインマスカット糖度


今年は長梅雨だったのでシャインマスカットの糖度上昇が遅い。

ブドウの色と糖度は相関があるので、JAから貰ったカラーチャートで収穫時期を判断する。
勿論糖度計でも時々チェックする。

















そして傘や袋を取って収穫する。




















この時期忙しいので、収穫を手伝ってもらう。




















作業場で”手入れ”(不良粒を取除く)計量と、




















箱詰めを行う。




















翌朝、共選所へ持込む。

朝6時でも荷下ろしに順番待ちの時もある。
















皆、テキパキとやる。



収穫の ブドウ持込む 顔さやか
















初出荷


8/28 今シーズン初出荷
昨年より4日遅い。
8/26 JAの糖度チェックでOKを得て、8/27 初収穫したもの。


















共選所ではシャインマスカットの出荷が増えてきた。




















桃の出荷もまだある。




















黒系ブドウ(巨峰、ピオーネ、藤稔)の色が来ないものが、加工用に出荷されている。
醸造用ではなく、ゼリー等に加工されるらしい。

我が園のピオーネもこれに出荷してみよう。















共選所の直売コーナーにもシャインマスカットが出ていた。


















ぶどう園に自生した新鉄砲百合

従来の鉄砲百合は球根で増えるが、新鉄砲百合は種で増えるらしい。


















収穫準備


8/20 粒も張り糖度も増してきたシャインマスカット。
もう少しで糖度18をクリアして収穫開始できるだろう。



















計量・箱詰めを行う作業場にシェードを設置。




















収穫箱を水洗。




















オートバイで使っていた作業場を清掃・整理。




















屋根には散水パイプを設置。




















サイクルハウスの屋根が雨漏りしそうになってきたので、ビニールで補強。




















ブドウ園のビニール屋根を下ろしてみると、五分の一程が破損してしまった。
ショーガネーナー。



















屋根下に収穫箱を搬入。
準備完了。





















ピオーネ初収穫


8月前半10日間のブドウ園の最高・最低温度。
ビニール屋根下のブドウ棚下は百葉箱のような環境になっている。



















8/13 ピオーネとスイカを初収穫。
シャインマスカットは糖度測定。



















ピオーネ、スイカ共に未だ収穫には早かった。

糖度: 
ピオーネ 15 (酸味もあるが食べられないことはない)
スイカ 11.5 (赤味少ないが食べられる)

シャインマスカット 15 (収穫には未だ未だ)














JAが配布したシャインマスカットのカラーチャート。

JAのシャイン出荷目合わせ会に出席できなかったが、資料は貰った。
今年から、「糖度18未満を出荷した場合、1週間の出荷停止」、とのこと。(キビシー)



















梅雨


7月上旬のJAによるシャインマスカット園地巡回の結果通知が、7月中旬届いた。
品質の良いシャインマスカットを出荷するため、JAは農家の栽培管理をチェックしている。
つまり、ならせ過ぎはないか、のチェックだ。
1新梢に1房だけで、2房は認められない。
我が園の場合、「適正な管理がなされている」、との評価だが、「房型大きい」、とのリマークが入っていた。
大房が多いと、糖度上昇が遅くなり、出荷が遅れる。















7月下旬 梅雨明けかな、という日もあったが・・・




















7/27 台風6号接近で大雨。
ぶどう園に行くと田んぼのようになっていた。

梅雨明けは台風一過の7/29か?

















湿度高く低温が続くと、黒とう病が発生する。
今年は多い。もう数十房を切除・淘汰した。



















ピオーネは着色が進みだした。




















ジュエルマスカット、サニードルチェは見限ったので、6/3シャインマスカットの接木を実施した。
接木枝(7か所)は1〜2ヵ月必死に頑張ったが、遂に力尽き、芽を出さず枯れてしまった。(全敗)(*_*;



















道沿いの日当りのよい所に植えたスイカ苗2本は、今年も実を数個着けている。




















キュウリ苗もやっと成長してきたので、日当りのいい方へ誘引してやると、花が咲き始め実を着けだした。




















ミニトマト収穫順調、キュウリは1本初収穫。






















ふるさと納税

山梨市のふるさと納税返礼品はブドウ・桃が多い。
昨今のシャインマスカット人気でふるさと納税額が急増しているらしい。
「シャインマスカットの返礼品額では山梨市が日本一だろう。」(友人市長談)
「返礼品の調達先は農業生産法人に限られるが、収穫終期10月の調達が難しいので、契約法人に協力できないか?」、との話だったので、7/12契約法人農場を訪ねて、打合せした。
ブドウ園総面積は私の6倍で、なおかつ近隣農場から集荷し、返礼品を発送している。
条件が良さそうなので、私も今秋協力することにした。

法人の代表(右)は、「脱サラ起業」とのこと。
山形、メキシコ、広島の友人が農作業を手伝っていた。
「ネット通販が主力」らしい。
彼等からそこはかとないやる気とエネルギーを感じた。
たまたまメキシコに詳しい私は、メキシコの彼と話が弾んだ。










白い袋は巨峰、未袋はシャインマスカットで現在摘粒中だった。
当園は私のブドウ園より標高が400m程高いので、進度(成長)が遅い。



















我が園では棚面を暗くし過ぎないように、7月上旬再度摘芯を行った。




















3本あるピオーネは昨年に引き続き環状剥皮を行った。(7/12赤矢印)
(青矢印は昨年の跡)
これによりピオーネの着色が進む。


















7/12 ピオーネ
この房は摘粒がアマイから粒が混み過ぎている。



















ジュエルマスカット




















シャインマスカット






















省力栽培


6/23 我が園のシャインマスカット
省力栽培技術のお陰で、粒間が空いていて摘粒が不要。



















摘粒不要だから、傘・袋掛け作業に進んでいて、もう三分の二が終了している。




















他園のシャインマスカット
粒が密だから摘粒を要す。
我が園のシャインマスカットと比べると別品種のよう。


















この園も同様。




















黒とう病の2房を発見。
切除・埋却。



















ブドウの新梢が伸びて、日陰になってしまったミニトマト。




















それでも初収穫。






















ディーゼルエンジン

SSのエンジンが掛からないのはセルモーター(白〇)の不具合と思って、外して電装店にチェックしてもらうつもりだった。
その前にネットでディーゼルエンジンを検索すると、その特性が載っていた。
燃料高圧縮のため点火プラグがないこと、但しグロープラグ(予熱プラグ)を備えたものがある、との情報だった。
私の知識にはグロープラグはなかった。



→その後、白〇はセルモーターではなく発電機(オルタネーター)だと分かった。











SSのイグニッション周りをよく見ると、GLポジションと、黄色のランプがある。(何の意味があるのか中古屋から聞き洩らした)
ネット情報によると要するに、スタート前にキーをGLポジションに回すと、黄色ランプが付くので、消える迄待つ(約10秒)、それから更に回してエンジンを始動させる、ということのようだ。

その通りやると難なく始動した。
自分のメカ知識の無さには驚いてしまった。
何せ人生初のディーゼルエンジン所有なもので・・・(;^ω^)














犬がお祝い?に来訪。


















6/7 久し振りの雨。
シャインマスカット講習会はぶどう園から場所を変更して共選所で行われた。

関東甲信地方本日梅雨入り。
平年より1日早い。














農作業は遅れてしまうが、畑にとってはいいお湿りだ。




















房の成長

10日毎に房の成長を以下モニターする。(5房)
今年は省力栽培”房作り”は殆んどで房尻を利用した。
昨年の省力栽培では殆んどで県果樹試験場が推奨する肩を利用したが、房尻を利用した房も出来上がりに遜色はなかった。
房尻を利用した方が更に省力できることが分かったので、ややリスキーかも知れないが房尻でやってみることにした。

 9

30

 
9/30収穫 410g 糖度19度 

490g 20度 

410g 19度 

520g 19度 
 9

20

 
色合いがいい

黄色味強くなり過ぎ 

晩腐病が出だした 

収穫しろ 
9
月12
 
収穫済   
いずれももう収穫できる

 

 

 
 9

1


全体的に糖度の上昇遅い 

この木の房は遅い 

粒張りはもう進まない? 

これはそろそろ収穫できる 

色はいい 
 8

23


全体的に収穫にはまだまだ 

糖度まだまだ 

粒張り悪い 

これはマアマア 

形よくない 
 8

13


最も進んでる房で糖度15 

収穫開始は8/25頃か? 

平年より少し遅い 

この房はいい 

ピンボケ 


31
日 

一昨日やっと梅雨明け 

これからは光合成が進むだろう 

8月下旬収穫開始できるだろうか 

この小房は玉張りが良い 

この房は形がよくない 
 7

21


晴天が少なく 

光合成が進まず 

成長が遅い 

来週後半梅雨明けか? 

黒とう病の房が散見される 
 7

10

 
今日は久し振りに晴れた

光合成が進む 

昨年より成長が遅い 

明日からまた雨予報 

病気も心配だ 
6

30
 
 
収穫時600g位にはなろう

同550g位か

同650g位か、成長が一番早い 

同400g位か 

同700g位か、成長遅い 
 6

20
 
形がよい
 
形がマアマア
 
肩利用でも形がよい
 
小房
 
少し摘粒した
 6
月10
 
 
満開後粒形成が始まった
 
同左

同左 
 
同左
 
同左
5
月31
日 

房作り:房尻、丁度良い大きさ

房尻、丁度よい大きさ 

肩、丁度良い大きさ、花が咲き出している
(写真消失)

房尻、大き過ぎ




5/31 摘芯前





















摘芯後
(摘芯: 新梢の先端を摘む。養分を枝に回さず房に回すため)



















SSのエンジンが掛からなくなってしまった。
バッテリーを二連結してもダメ。
セルモターがおかしい。
クッソー、欠陥中古車を掴まされたか!

















繁忙期


5/下 ホームセンターで長さ365cm×幅18cm×厚さ2.4cmの板を12枚購入。




















これに防腐塗料を塗って、




















ぶどう園の段差出っ張りの足場に渡す。

数日前ここで落ちて怪我をしたので、安全策を講じた。
(歳だな)

















ぶどう園の作業は”房作り”が盛りとなり、友人に手伝ってもらっている。




















隣園でも夫婦で毎日農作業。




















新梢は日ごと伸長し、作業が目白押しとなる。
6月末迄大忙しだ。





















シャインマスカット講習会


5/20 JAによるシャインマスカット栽培管理講習会
JAの支所単位で、重要な生育ステージである開花前後期の管理について講習してくれる。

栽培が急拡大している品種だから100人ほどの農家が出席していた。

中学時代の同級生を見つけたので、
「俺だ、分かるか?」、と問いかけたところ、
「ウーン、どっかで見た顔だな」、とのこと。
名前を名乗っても結局、突然の53年前の記憶は遠いようだった。












短梢栽培園でのやり方も講習してくれる。



省力栽培にも触れられたが、全体的に新しい栽培管理はなかった。
















講習園と比べて標高が60m程高い我が園でも、1新梢の展葉が4〜5枚となってきた。




















ジベ処理をしたから房が大きくなっている。

この房を、やや早目だが房作りをすると、


















こうなる。
これは房尻を残す方式。
(下から上へ指で粒を削ぎ落す)


















こちらの房では、上部(肩)を残す方式でやると、




















こうなる。
(指でちぎる)



















小学生フィールドトリップ一行がやって来た。
当園場所は江戸時代には陣屋があったので、山梨市指定史跡になっていて説明看板もある。
私を見つけると、「こんにちは!」と元気に言ってくる子もいる。
俺は小学生の頃あんなに礼儀正しかったか?



















夕立


5/中 シャインマスカットの展葉が進んできた。
いよいよ忙しくなってくる。

















長いこと降雨がなかったので、スプリンクラーで散水。


















今年も摘粒をしない省力栽培をするため、低濃度のジベレリン(植物ホルモン)を幼房に噴霧する。


















すると突然の激しい夕立ち。
散水の必要はなかった。
ジベレリン噴霧は雨で流され無効になってしまった。
7時間の作業は無駄になった。(*_*)

一部地区では雹が降って、ブドウ・桃に被害が出た。















SS納車


4/18 不動車となってしまった軽トラをブドウ園から搬出。
スクラップされる。(勿論オーナー了解済)


















4/20 スピードスプレヤー納車




















リペインティングにより新車のよう。
稼働を確認して納車完了。



















3/下 今シーズンのブドウ出荷資材JA予約分引取り。
予約購買品は少しディスカウントされる。



















種なし葡萄発祥の地の碑
春日居町内にあった。



















説明看板






















スピードスプレヤー


3/中 消毒用の水の運搬用にだけ使っている軽トラがとうとう故障して動かなくなってしまった。
オンボロでもう寿命なのだろう。チェッ
これはブドウ園所有者が「不用品」とのことでの借り物で、100m程離れた水汲み場へ年8回往復するだけだが、必需品ではある。
中古の軽トラを買うかな・・・

















動噴等の消毒用具一式は調子がイイ。
動噴は数年前、中古品を私が買った物。



















考えた挙句、中古のスピードスプレヤーの購入を検討してみることにした。

ヤフオクをチェックしてみると、山梨県の販売業者が何点か載せていたので、3/19 現物確認させてもらった。


















写真の左側のものが気に入ったので購入を決めた。
機械調整をして、再塗装の上、4月に納入してもらう。

新品であれば、SUV並みの価格はするのだが、中古品はマアマア リーゾナブルである。
とは言っても、”晴耕雨読”の私にとっては安い買物では決してない。
ぶどう園の賃貸契約はあと3年、農業用機械の法定耐用年数は7年で、中古品は計算式があって、この場合は1〜2年だろう。















写真中央のようなキレイな状態に仕上がるという。

小さいブドウ園には勿体無いが、消毒作業は大幅に軽減される。
楽しみだ。(^^♪



















ぶどう棚補修


3/11 ぶどう園の木杭の接地部分が腐ってきたので、コンクリート杭で補強した。
64本ある内の2本だけで、残りは問題無い。

木杭は昔の電柱のリユースらしい。

















杭に結ばれている太針金を緩めて、再度締め直すのに写真のレンチを使う。




















3/12 JA露地ぶどう研修会
栽培技術のテーマと、マーケティングのテーマ。

若者のブドウ消費が非常に少ないこと、輸出の動向、TPPやECとのEPAによる輸入の影響、等々興味深い内容だった。















3/13 今シーズン1回目の消毒を実施した。
越冬病害虫対策として、石灰硫黄合剤を枝に散布。

この消毒剤は噴霧霧が目に入ると極めて痛いらしいので、私としては使ったことがなかったが、ゴーグルを着用して初使用してみた。
幸い目には入らなかったが、ゴーグルが内側からも外側からも曇ってしまい難儀した。

消毒用カッパは7シーズン使ってきているもので、水洗いしても汚れが落ちない。(ルックス浮浪者?)
















県果樹試験場発表会


3/5 県果樹試験場試験研究成果発表会

ブドウではシャインマスカットのテーマが多かった。
県外から聞きに来る関係者もいるようだ。















先ずは、県別出荷時期・量と市場価格の分析。

受給関係から早物と遅物の価格が高いので、
促成栽培はハウスになるが、抑制栽培は収穫延長で対応する。
従って私は、収穫延長技術の研究発表に興味を引かれた。














低温倉庫での貯蔵の研究もあった。




















輸出が増加していることから、輸出梱包の研究も。



今年もいい勉強になった。
今月はあと2つセミナーや研修会がある。















我が園では早い木は水揚げを始めた。
今年は早い。



















粗皮削り


2/17 越冬害虫防除のためブドウ主幹の粗皮削りを実施。
昨シーズン、クワコナカイガラムシという害虫に房がやられて酷い目に遭ったので、初めて行う。

写真は粗皮削り前の状態。
ナイフやエッジのある家庭菜園用スコップのようなものを使って主幹の皮を剥ぐ。












































皮を1枚剥ぐと、害虫の越冬卵の巣(赤印)があるものがある。
















































更に剥ぎ、越冬卵を取除く。

20数本植えてあるブドウ主幹の粗皮削りは4時間で完了。
思ったより早かった。













































こちらは、デラウエアにシャインマスカットを接木(黄印)したもの。
6年経って主幹中心部に枯れが入ってしまった。
いい房が出来なくなってきたので、今シーズン終了後淘汰予定。














































隣園のシャインマスカットの若木は枝先まで粗皮削りがなされている。
私には真似のできないことだ。



















確定申告


今年も確定申告のシーズンが到来した。
PCを使って1年分の領収書との格闘だ。

オンライン確定申告書作成ソフトを使っているが、農業所得用になっていないし、
分離課税用(株式)が連結していないので、計算・作成方法を思い出す必要がある。
(いくら探してもその要望を満たす青色申告ソフトがない)














テーブル2つ3つのスペースも必要だ。



しかし、始めてみると、今年は2日で完了した。(2/14完了)
果たして、正しく作成されているのだろうか?
あやふやな点は提出前に税務署によく相談してみよう。













近くの雑貨屋でシリア アレッポの石鹸を売っていた。
現地では日本円換算30〜50円位で売っていたが、こちらでは450円。

使い心地は最高!(洗濯石鹸ではない)



















H30県産果実販売実績



 H30年度山梨県産果実販売実績
 遂にシャインマスカットが販売額でブドウの首位になった。(数量では巨峰に次ぐ)
 
 TPPもEUとのEPAも昨年12月と今年2月に発効された。これにより生食用ブドウの輸入関税(7.8〜17%)が撤廃された。
 ブドウは歴然たる品質差により、あまり心配されていないが、ワインはどうなるか?




2/3 剪定枝チップ化



















半分程終わったところで、チッパーが故障。



















配線に剪定枝が絡まって2ヶ所で断線した(赤印)うえ、ショートして火花が出た。
配線がむき出しになっているのがよくないが、借り物のチッパーを壊してしまった。(*_*;


















このため、剪定枝をフィードしなくなってしまった。



















このフィーダーの爪が回転しないのでどうしようもない。
この奥にカッターがあり、カッターは動いている。



配線の色に合わせて断線をコネクターで繋ぎ直すと、やっと回復した。
(業者に頼めば万単位で請求されただろう)
この回復作業に半日を費やした。















剪定


1/下 剪定のため家から自転車でブドウ園へ
片道8km、標高差95m
















笛吹川サイクリングロードを行く

















剪定は毎日5時間やって10日かかる。
昨年より2ヵ月早く開始。
















捲り上げたビニール屋根の影 (縦6m、横2m)
今冬、降水が極めて少なくカラカラ状態。
先日、甲府気象台では湿度9%を記録したとか。


















剪定講習会


1/16 シャインマスカット剪定講習会

シャインマスカットの栽培が年々増えているので、若木の園で行われた。
樹齢2〜3年の若木の選定の仕方。

この園は草生栽培をしているので、真冬でも草が青々と生育している。












JAの技術者が講習して、質問に答えてくれる。

















1カ月振りに我が園へ行ってみると、この間最高気温22.3℃、最低気温マイナス9.2℃だった。
較差大きい。


















今年は早めに剪定を始めよう。
すると、
近所のオッチャンから、「枝が道にはみ出して邪魔だから、切ってくれ」、と言われてしまった。
ここから始めよう。














最後の下仁田ネギを収穫。
棚下で日当りが良くなかったので細い。



















このページの先頭へ